受講態度が悪い

仮免技能試験では、教官が合否の審査をします。日頃から挨拶を怠っていたり、担当教官と良いコミュニケーションが築けていなかったりした場合、スムーズに試験が進めにくいこともあるかもしれません。

試験を開始する際は、挨拶や礼儀正しくすることはもちろん、試験の時だけでなく常日頃から挨拶などを怠らないことが大切です。返事などもしっかりすることで、良い印象を持ってもらえます。

安全確認の有無

仮免技能試験に合格するには、安全確認は最重要事項となります。安全確認を失念したり、怠ったりしてしまうとマイナスの対象となります。

最初に安全確認をしてから車に乗り、右左折時には巻き込み確認の目視確認を徹底することで、検定員に評価してもらえます。授業の際に教習官から教えてもらった通りに行えば、特に問題ありません。

ただし、仮免技能試験の際の安全確認には、コツがあります。それは、いつもよりも大きめの多少オーバーアクションでもいいので、しっかりと確認を行うことです。安全確認していることをオーバーにアピールすることで、検定官の見落としを防ぐとともに、印象も良くなります。

時に、ルームミラーの調整やサイドミラーで確認したことを、わざと声に出して伝えることで、意識的に安全運転していることをアピールもできます。

苦手項目の確認不足

仮免技能試験に落ちる人の中には、教習所で習った項目のどのポイントが、自分にとって苦手なのかを把握していない人が多いです。ミスをしても、何が悪かったのか理解できなければ改善できません。

公道を走る前に、必要最低限の知識を身につけておかなければならない仮免技能試験において、自分のウイークポイントを知らないままでいることは危険なことです。苦手項目をクリアするのは、テストのためだけではなく今後実際に車を運転する自身にとって必要なことなので、しっかりと確認して改善しておきましょう。

減点項目

仮免技能試験は、減点方式で採点が進んでいきます。そのため、どのような箇所でミスをするとマイナスとされるのかをきちんと把握することが大切です。

ただし、必ずしも完璧である必要はありません。普通免許の仮免技能試験のケースでは、最終的に7割以上であれば問題ないと判断されます。脱輪や徐行指示無視などの、大幅なマイナスポイントを避け、ルールを守って運転することが大切です。

慌てないこと

仮にミスをした場合に慌ててしまい頭が真っ白になると、それ以降の運転でもミスを連発する可能性があります。運転する場合は冷静に、落ち着いて運転することが仮免技能試験時だけではなく、試験以降の運転でも重要となります。

そのため、万が一コースを間違えたり、ミスを何度かしたりしても、それ以外を冷静にこなせれば問題ありません。最後に教官から指摘される程度で済む場合もあるので、ますは落ち着いて挑むことが大切です。

また、コース選択などで運転に集中しすぎるあまり指示を聞き逃してしまった場合は、もう一度聞き返すなどの対応をすれば問題ありません。逆に冷静に対応することで、好感度が上がることもあります。